テレビの番組(プロフェッショナル 仕事の流儀)で神崎 恵さんの特集を見て思い入るところがあり、そのことについて書いてみたいと思いました。まずは、その番組から抜粋。
累計発行部数134万部と多くの女性に指示される神崎さんの著書に
綴られるのはいつも、自分が主役でいるための方法。
それは全て、自信の経験から生まれているといいます。
「人と比べて私って本当にみじめだなって思ってきたんですよね
本当くだらない私自身が、自信を手にできたら
日常がもっと鮮やかになるんじゃないかなと・・・」
美容家として人々の背中を押す神崎さん
でもかつて、傷つき,もがき続けた日々がありました。
中学校ではソフトボールの主将を務めるほどのスポーツ少女でした。
転機は高校の時、
雑誌の企画でグランプリに輝き、芸能界入りしました。
しかしそこで、
周囲の女優やモデルの美しさに圧倒され、劣等感が募っていったのです。
さらに学校では同級生に妬まれいじめられるようになりました。
「上履きに画鋲が入っているとか、制服が焼却炉に捨てられてるときも
あったし、とにかく生きづらい空間だったんですよね」
そのとき救いになったのが、仕事で出会ったメイクでした。
「鏡の中で変わっていく自分の顔を見ると、
まるで別人になるわけですよ
私は私だけど、さっきと違う顔を持てる
そうすると新しい力を手に入れたような
それでメークってすごいなぁって思いました」
神崎さんは化粧品を集めては旅し、美容に夢中になっていきました。
一方、芸能界では、挫折・・・
23歳で結婚,2人の子供に恵まれ、家事や育児に奮闘しました。
でも、5年ほどたったころ、
「なんかこう、生きる力が薄れていくというか
自分が自分でいるという自覚が薄れていくというか
母親になる、夫のサポートをするっていうのが
何よりも幸せで何よりも私の生きがいだって
思う方もいらっしゃると思うんです
それすごいすばらしいなって思うんですよね
私もそうあるべきだと思ってたんですよ
でもそうじゃなかった
私は、私の人生もやっぱりほしかったんですよね」
そんなとき
友達との他愛のない話の中で
『時間がないよね美容めんどくさくなるよね
でもそういうときクリームチーク1個つけるだけでも気分が上がるよね』
『確かに恵のこの間の言葉ですっごい気分が晴れやかになった』
『楽しい』『楽になった』
という響きがあって
「認めてもらえる喜びって大きいなぁ
自分の存在っていうのをちょっと感じられたんですよね」
かつて、自分を救ってくれた美容
その技やコツを友達に勧めるうち、
主婦向けの雑誌に誘われ紹介されるようになりました。
これなら自分らしさを生かせると思ったそうです。
29歳のとき結婚生活が破綻
幼い息子2人のシングルマザーとなり生活は一気に困窮
その日食べるご飯代と、子供たちが
今までと変わりないように見えるように生活ができること
っていうのを思いながら確実に稼げる仕事を求めて、
洋服店でバイトをしながら簿記などの資格をとる勉強絵をした・・・
けれど
「夢も見ましたよね,美容で何かしたいって
自分の人生を見返して、私が伝えられることって
美容しかないなって思ったんですよ
自分の夢を自分の生き方を思うなんて、ものすごいぜいたくで
何言ってんだって話なんですけど
でもそこで
もう1回自分に賭けてみたいなって」
子供たちのためにお金を稼ぐ
でも自分の夢も捨てない
神崎さんは働きながら、美容を本格的に学び始めました・・・
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私は美容には全く興味がありませんでしたが
この番組を見て、ちょっとだけ興味を持ちました。
でも、それよりも、最後のほうの言葉
「自分の人生を見返して、自分が伝えられることは・・・」
その部分にはとくに共感の持てるところがありました。
私も、自分の人生を見返して、どんな生き方をしたかったのか
何だったら人に価値のあることを伝えられるのか
中学生のころから勝負の世界に夢中になって
しかし会社という別世界に入ってやってはきたけど、
やっぱり自分の努力がフィルターなく認められる世界に憧れ
遅ればせながら人生設計を大見直して(退職などもして)
今そのままのタイトルでこんなブログを書いてる・・・
私の場合、まだ夢には届いていませんが、、、
同じように人生を改革したその生き方に共感がもてたのでした。
神崎さんも現在の成功に至るまでに数年かかっています。
私もあきらめずに頑張っていこう!思ったのでした。