ＡＩや機械学習のプログラムを作ってみたいと思って、Pythonを使って何か作ってみようと少し勉強しています。私はプログラミングについて全くの素人ではなく簡単なVBAは使えるのですが、それでも（年が年だし）難しいことを覚えるのには気力がいるので、簡単にすぐに作りたいという目的で本屋に通い購入した本を紹介します。
まず最初に、本当にプログラムを作ったことも無いという人にも易しい本が、「12歳からはじめるゼロからのPython」です。表紙がちょっと秋葉系ですが、とてもわかりやすく、とにかくプログラムを作った、と体感できます。まぁダウンロードすれば手入力しなくてもプログラムが入手できてしまうのですが、それでも自分のパソコンでPtyhonを動かせた、という実績だけでも大きいと思います。
次に紹介するのは、会社でAIや機械学習の見本を（上司とかに）まず見せたい、という方におすすめ「PythonによるＡＩ・機械学習・深層学習アプリの作り方」です。会社でもよく使いそうな（すぐに応用できそうな）ワインの判定，画像認識，天気予測などのプログラムコードについて解説しています。ダウンロードすることでそれらのプログラムを実行することもできます。そのまま「こんなことができる」と（上司に）説明するも良し、会社の別のデータを持ってきて使って見るも良し、とにかくすぐに実践してみたい人にオススメです。そして、この本を読んで実務に取り組もうとすることでハッキリわかることは、プログラミングは意外と簡単で、むしろその前段階、いかにデータを集めてくるかのほうがよっぽど手間である，と実感するはずです。そうなると、スクレイピングやデータ変換プログラムなど別の勉強が必要になってくるのですが、逆に言えばそれが判るくらいの知識が身につくということですね。
最後に紹介するのは、実は私が最初に購入した本なのですが、「みんなのPython」という本。正確な文法やモジュール，オブジェクト指向の考え方など詳しく書かれています。正統なプログラマーが読む王道の本ですね。私はとても読み切れず挫折したほうなのですが、正しいプログラムを書くときに辞書的に傍らに置いておくには良いかと思います。
