神メンタル「心が強い人」の人生は思い通り

書店に置いてあったのをパラパラ立ち読みして、すぐに購入を決めました。「心」がどのように夢を実現させるか、について理論的な話(心理学的アプローチ)と、具体的な手順を記述しています。以下に私のメモを記述します。

強い心は科学的に「作り出す」ことができる
何でもうまくいく人は、未来の自分で今を生きている
「心は私たちが考えている以上に複雑だ」
コイントスで
 1)表が出たら1万円払わなければならない
 2)裏が出たら1万円もらえる
あなたはこのゲームに参加しますか?
心理学的には
「損失回避の法則」損したときの痛みは利益の2倍強く感じてしまう
「保有効果」自分の持っているものを実際の価値よりも高く見積もってしまう
「サンクコスト」過去にかけた時間や労力,お金にとらわれて合理的な判断ができなくなる
「確証バイアス」(偏見)今のままの自分が正解、という確証を集めてそう思い込む
これらによって「今のままでもいいか・・・」と、結局は自分を何も変えようとしない、いつまでたっても今のままの自分、今のままの生活

「今のあなたの状況」(収入、仕事、地位など)は、これまであなたがしてきた選択と行動の「結果」
現実(未来)= ①目的地 × ②手段 × ③メンタル
①目的地
「ここ以外ない」というくらい目的地を明確に設定すること
目的地から常に目をそらさない(忘れないようにする)こと
②手段
実現する手段は「考えて作るもの」ではなく、「自動的に見つかるもの」
・・・よって重要度は低い
③メンタル
「メンタル」とは、「心」であり「自己評価」であり「脳」である
自己評価が低いままだと「自分にはできない」という発想が先行し、適切な手段を見つけようとしない
「実行」できなければ現実は何も変わらない
自己評価は常に更新しないといけない
あなたが変えるべきは、メンタル=自己評価である

頑張っても報われないと感じるのはなぜか
”頑張って”自分を変える方法ばかり学んでも変わらない→脳がジャマをする
心理学的ホメオスタシス(神智学的恒常性)・・・変化を止めようとする働き
自分が変化しようとしているときには心理学的ホメオスタシスが働く

「カラーバス効果」を逆転させるだけで成功できる
脳は”認識すべき情報”を選んでいる
あなたの脳は「あなた自身が思っている”今の自分”にふさわしい情報だけを認識する
「あなたに見えているものは、すべてあなたの自己評価に基づいている」
「ストーコマ」(心理学的盲点)により、あるべき情報が”見えていない”
自己評価を変えない限り、無難な毎日からは永久に抜け出せない

「現状維持は衰退」と肝に銘じて変化を楽しもう

改善のSTEP
目的地の明確化
未来体験シート・完了形で書く(例:月100万円稼げるようになった)
まず、大きな目標を描き、それを細分化し「これならできる」というものを目指す
「やる理由」を書き出して行動の原動力と向き合う
勝手に行動したくなるコツは「視覚」に訴える
画像を30枚以上集めて、毎日見る → 習慣になるようにプログラムする

「自己評価」を自分で書き換える
現状把握:【質問】あなたはどんな人ですか?制限時間10分以内で50個以上記述
問題把握:【質問】その自己評価は、目的地に到達したときの自分と同じ自己評価になっていますか?
「今この瞬間」を「未来の自分の自己評価」で生きることがポイント
そうすることで、日常での「今の自分」でしていた選択が変わり、行動が変わり、「現実が自己評価に追いついてくる」
【質問】1年後のあなたは、あなた自身をどんな人だと思っているでしょうか?
”一瞬”で自己評価を書き換えるには、「体験すること」
自分が住みたいと思う家を内見しに行く、などの視覚的取り入れ
未来の自分へのインタビュー(10分が目安)
実現の秘訣を根堀り葉掘り聞く「どうやって実現した?何が大変だった・くじけそうになったときどうした?・・・」
最後に「1年前のご自身のようにこれから頑張ろうと思われている方にひと言、メッセージをお願いします」
あなたは、今の自分、今の状況に「違和感」を感じていますか? 違和感こそが実現スタートの前兆
自己評価=自己肯定力×自己効力感
自己肯定力=どんな自分も好きだと思える
自己効力感=「自分はできる」と実感できる感覚
モチベーションは絶対に上げてはいけない(いつか下がるものだから)
上げても下がらない「あなたの基準」を上げることが大切 =>未来の自分で生きる

「確信」という名の「思い込み」
「自分は必ず変化する」「自分は必ず実現できる」という確信
なぜ「思い込み」が不可能を可能にするか → 「1マイル4分の壁」の話
思い込みのメカニズム
①体験
②考え方 体験することによって「これはこういうものだ」という考え方が生まれる
③視点 考え方に基づいて世の中を見る,自分の考え方が正しいと裏付ける情報ばかりを探すようになる
④感情・思考 自分の視点にふさわしい感情や思考が生まれる,「あぁやっぱり無理か,難しいよね・・・」
⑤行動 生まれた感情や思考にふさわしい行動をする
⑥結果 行動にふさわしい結果がでる
⑦強化 考え方が強化される,「やっぱり自分の考え方は正しい」
あなたの全ての思い込みは「考え方」が根本になっている。(②考え方を踏み外すとそのまま③以降に流れる)

「アファメーション」自分自身に「肯定的な言葉で宣言する」
言葉の力によって思考を変えていく
1.現実的な目標を宣言する 例)実現可能と思えるレベル(100万円/月とか)
2.肯定的な言葉で宣言する ※「○○をしない」ではダメ,「○○になる」と表現
3.現在完了形で宣言する  例)私はすでに月100万円稼いでいる、など
4.臨場感が伴うイメージを作り上げる
5.朝と夜、30秒のアファメーションを毎日繰り返す
紙に手書きすること!(キーボードに比べて脳に与える刺激量が圧倒的に異なる)

あなたの実現したいことにつながらない思考,選択,行動をやめること、なくすこと
「自分にはできない」という思考が”やめるべきこと”
使う言葉を変えるだけで、あなたに舞い込んでくる情報は驚くほど変わる
カラーバス効果は自分自身に対しても有効,使う言葉によって脳が認知する情報が変わる
「できない」「難しい」という言葉を使っていると、「できない」を裏付ける情報だけを認知してしまう
使うべき言葉を明らかにする6つの質問
1.あなたが実現したいことをすでに実現している人は誰ですか?(複数可)
2.その中で、あなたが最もその人のようになりたいと思うのは誰ですか?
3.その人の口癖、よく使う言葉はどんな言葉ですか?
4.その人が困難にぶつかったとき、どんな言葉を発すると思いますか?
5.その人がいまだかつて体験したことのない事柄に挑戦するとき、心の中で自分自身にどんな声をかけていると思いますか?
6.その人が使わない言葉はどんな言葉だと思いますか?
一生使わないと決める、捨てる言葉
「でも」「だって」「わからない」「難しい」「できない」
付き合う人でも人生は変わる
自分の理想を実現している人に教えてもらう

メタ認知能力を鍛える
「自分自身を上空から客観視する」「紙面上の会話」「エンプティ・チェア」
「鏡に映る自分を見る」
「マインドワンダリング」意識が過去やまだ起きていない未来に行ってしまうこと


ある調査では、「今」を生きていない時間は、1日の43%ある
1日の4割以上の時間を、もう過ぎ去った過去の出来事や、まだ起きていない未来の出来事を考えている
思い巡らすべきは、過去でもなく、未来でもなく、「今」

神メンタルを持っている人は、物事への「反射」が違う
自分の身に起きた出来事は、よい出来事でも、悪い出来事でも、「反射的に」つまり
「意識することなく機械的に」良い出来事だと捉えられるようになっている
心が強い人は、どんな出来事が起きてもまずは「ラッキーだ」「ツイてる」「感謝する」と反射し、自動的にその出来事の「ラッキーな部分」「ツイてる部分」「感謝すべき部分」を探し始める
心理学の言葉で「フレーミング」
起きた出来事に対して意味づけをすること
”出来事の内容”に意味はない → 必ず意味を探そうとすれば、無理矢理にでもよい意味は見つかる
心が自然と強くなる口癖を意識する
「ラッキー」「ツイてる」「ありがとう」ととりあえず口に出してみる
口癖にする言葉を決めたら、毎日何十回何百回とその言葉を声に出して言い続ける時間を設ける

目標を忘れない工夫
エビングハウスの忘却局線
20分後には出来事の42%忘れ,1時間後には56%忘れる,1日後には74%,
1週間後には77%,1ヶ月後には79%を忘れてしまう。
忘れない工夫が必要
「教えるために学ぶ」ではなく「学ぶために教える」
知識の5深度
①知らない,②聞いたことがある,③知っている,④できる,⑤教えられる
人に教えていると自動的に自分で実践することになり、気づけばひとつづつ手にしたいものをてにしていたという状況になる