TRIZ(トゥリーズと読む)をご存じでしょうか?
もともとはロシア生まれの言葉です。ロシア人のゲンリッヒ・アルツシューラーが理論体系化した手法で、発明のためのアイディアを出すのを手伝ってくれるものです。
注)発明をしてくれるものではありません。
膨大な量の特許を調べることで、発明はいくつかの法則やその組み合わせで
構成されていることがわかり、それを体系化したものです。
有名なものでいえば、40の発明原理,矛盾マトリックス,進化のS字カーブなど
詳しい話は専門サイトに譲るとして、とりくみやすい書物を紹介します。
TRIZといえば、日系BP社の販売した超発明術TRIZシリーズ(全6巻)が原点だと思います。私は全巻持っていますが、すでに絶版になっており、中古でしか手にはいらないようです。安くはない本なので、趣味じゃなければ揃える必要もないと思いますが、原点から勉強したい人には良いと思います。
個人的に好きなのはシリーズ2導入編「やさしい事例に見る活用法」です。事例・問題を出しながら、それを解決する手段(解決の手法)を順に紹介していく形になっています。
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TRIZの概要をまず知りたいということであれば、「図解TRIZ」などの入門書あたりが良いと思います。
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最近はUSITという手法もでてきているので、そちらでも良いと思います。
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