初級編-1

社内報に掲載した初心者向け作品です。

【ヒント】初手は平凡(5手詰め)

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会社に入社したばかりの頃の、12時から13時までの昼休憩、弁当を食べた後に将棋好きな社員が集まって将棋を指して楽しんでしました。自由対局もありましたが、リーグ戦を組んで優勝を争うなんてこともしてました。古き良き時代の思い出です。私は新入社員でいきなり参加したのですが、当時は日本将棋連盟の二段に認定さてれいたので、そのまま二段の肩書きで参加しました(実力は三段以上だったと自負していますが)。会社のメンバーには初段から三段という肩書きの人もいましたが、三段の人で実力初段くらいだったように思います。段位に合わせてハンディをつけた対局(駒落ち)をしていましたが、肩書きと実力の差があったこともあり、初年度は優勝させてもらいました。
あるとき、私が詰将棋を作れることを知った社内報の編集委員(総務課の人)が、社内報に詰将棋を載せることを思いついたらしく、連載の依頼がありました。快諾し、何作か掲載させてもらいました。本作はその中のひとつです。全体の棋力が低かったので、難しくない作品を作ったのでした。