図はエントリー時の局面
左から1Hr足,4Hr足,日足(上)週足(下)
通過ペア:EUR/AUD
【LONGT ENTRY】
2/2 15:22 1.65031 STOP 1.64755
ENTRY根拠は、
週足:高値切り下げ線くらいまでまだ上げ余地はありそう
日足:21MAに支えられて上昇しそう,RCI9,52が上向き
4Hr足:トレンドラインをブレイクしてから戻したところ,ここで反発しそう
RCI52上向きでRCI9も反発しそう
1Hr足:RCI9&21が底にいて、RCI9が上げそう
結果は・・・
注)図は5分足
EXIT 2/2 16:15 1.65031 0pips(建値EXIT)
今回は5分足でタイミングを見ていた。戻り高値を一度抜けてからのリターンでENTRY。
直後にグイグイ伸びて気持ちよく見ていたら、急落!
1Hr足21MAがしっかり下向きだし、エントリーが失敗、と見切って損切りしようと思ったけど、
もう一度上げることもあるはず、と建値に指値決済を設定した。
16時をまわってから上げに転じて指値決済。
その後、1Hr足75MAを割るまで下げてから、経済指標で急騰した。
ネライの方向は合っていたけど、早かった、ということですね。
しかし、損切りせず粘って建値で清算できて良かった。
「勝負のこころ」(大山康晴)より
いま、わが家の宝物のなかに、二枚の陶板がある。
一枚には、「助からないと思っても助かっている」
もう一枚には、「一灯闇を破る」
という文字が書いてある。
二枚とも、私にはピタリの教訓である。
(中略)
だれしも人間は、自惚(うぬぼれ)を持つ。私も、気持のゆるみから勝ちを逃した辛い経験がある。辛い経験があるだけに、最後まで勝ちをあきらめない。いつしか、習性みたいになっている。
終盤で形勢が悪く、つい弱気が出て、あきらめに身を任そうとしたこともあった。そのとき、「助からない」という弱気を吹っ飛ばして、「助かっている」という気持で盤上を見直した。ふしぎなもので、「助かっている」と思い直したとたんに、苦戦のなかで「一灯闇を破る」手が浮かぶものである。
(中略)
私のことを「二枚腰の大山」と評する人がいる。ただ腰が重い、というのとはちがう。もう一度考え直している私。どこかに助かる道があると読んでいる私。盤に対して、そうした努力をつづける私につけてくれたのが、「二枚腰の大山」の意味であると思う。
間違ったエントリーをしてしまった。そう気づいたら早々に手じまいすべきです。
でも、せめて損失ゼロ(建値)で清算したい。あきらめず粘ったことで損失を免れました。もちろん、STOPを外したわけでなく、75MAの少し下に置いていたので、そこまで下げていたら損失になっていました。運が良かった面もあるでしょう。でも、75MAを割る前に上げるだろうという「カン」があったわけです。そして、すぐに諦めずに粘ったことで結果に結びついた。こういう積み重ねがトータルで損失を減らし利益を増やすことになると思います。
おばあちゃんが言ってた→「仕事は納豆のように粘り強くやるものだ」