TRADE記録2024.1.10 ~緩んだ頭を治せ~

図はエントリー時の局面
左から1Hr足,4Hr足,日足(上)週足(下) 
通過ペア:GBP/AUD
【SHORT ENTRY】
 1/10 21:05 1.89698 STOP 1.90373

ENTRY根拠は、
週足:SHORT目線
日足:SHORT目線で、75MAで反転しそう
4Hr足:21MAを一度BREAK,RCI9&21下向き,MACD-Divergence
1Hr足:押し安値ではじかれたが21MAで反転しそう,RCIも押し目形
結果は・・・

EXIT 1/11 7:13 1.90408 71pips損失(-69,336円の損失 ※DEMOです)

敗因:
 ・4Hr足21MAを上向きと見ておくべきだった(下げれば下を向くと思った)
 ・1Hr足が陰線だったが、確定時には陽線になった,確定を待つべきだった
 ・これは日足も同じことで、75MAからの反転(陰線)は確定していない
 ・日足21MAを上にBREAKしているので、SHORTは危険だった
 ☆基本、狙いすぎ、早すぎ、といったところか
☆STOPを1.90370と前回高値の少し上にしていたのに、それより高い1.90408で決済されてしまった。朝方にスプレッドが急拡大したのだと思われる。それが無ければSTOPにかからず戻ってきて建値手じまいも可能だったのに!しかしこの後は急騰しているので、結果は同じだったかも。いずれにせよ注意深く監視・調整できていなかったですね。

細かい状況分析もあるけれど、一番の敗因は・・・トレードの頭になっていなかったこと。
わかりやすく言えば、正月ボケですね。

林葉直子「ひとりぼっちの対局」より抜粋
名人戦は1日1局、十日おきぐらいにありますから、5戦を消化するには約2ヶ月くらいかかってしまいます。だからその間、心もからだも緊張させつづけるというのは、たいへんむずかしいことです。
(中略)
名人戦2局目で、私は大失敗。負けてしまいました。
2局目の3日前くらいから知人の家へ泊まりこんでいたのですが、おしゃべりばかりに夢中になって、毎日しなくてはならない勉強に、ぜんぜん手をつけていなかったんです。
もしかしたら、公式戦でそれまでに十七連勝していたために、気持ちがゆるみ、そんなズルをしたのかもしれません。
よく運動選手や音楽家が、2,3日練習をサボると、もとの調子をとりもどすのにその何倍もの時間がかかるっていうでしょう。それとおなじで、いつも将棋的な頭にしていないと、すぐにボケてしまうんです。

今年の正月は、家族が集まって1月8日(月・祝)までしっかり飲んで遊んでと緩んだ生活。仕事が始まって初日の9日はさすがに集中力不足を感じてトレードできず。。10日は積極的に攻め(ENTRY)にでたが、時間は21時5分でこの時間はアルコールが入ってる。「えーい、いっちゃえ!」ってのが一番ダメだ。
年末にトレード成績をグラフにしたら、右肩上がりに良くなっているのを見て、ちょっと安心していた。なんとかなる。調子いい。そんなおごりが悪い結果を呼び寄せた。

さすがに「これではダメだ」と強く感じた。そこでやったのがバーチャルトレード
このソフトでトレードしたら、何度も負け続けた。「全然ダメじゃん!どうして?」とにかく考えて、とにかくバーチャルのトレードをやり続けた。なかなか勝てず、途中で勉強会の動画をみたり、過去トレードを振り返ったり、考える&実践を繰り返してその週は終わった。しかし週末ごろには、徐々に勝てるようになってきた。土日も続けた。そしてあるとき、発見した。「ダウを細かく丁寧に線引きして攻めれば勝てるんだ」なんとなく光明が見えた瞬間だった。

この投稿を書いている今は、翌週の17日。GBP/JPYのポジションを保有中。まだ確定していないが、現時点で+163pips(約16万円のプラス※DEMOだけど)損失はとりかえせそうだ。
空白を取り戻すのには時間がかかる。トレードの頭に戻すための時間が必要。そして、取り戻すためにバーチャルトレードはすごく助けになる、と改めて感じた年始のトレードでした。