週明けにレートが飛んだ後の「窓埋めネライ」

FXでは土日が休みのため金曜日から月曜日までに2日空くことになりますが、その2日のブランクによって(月曜日の朝一番に)価格が飛ぶことがあります。一般的に「窓空け」と呼ばれています。あるいは「ギャップ」と呼ばれることもあります。レートが飛んでそのままその方向に動くこともあります。そのときは3段階で「ブレイクアウエ-ギャップ」「コンティニューエーションギャップ」「エグゾースチョンギャップ」のSTEPでトレンド方向に向かい、そして戻るまでの流れが示されます。いずれも、単にギャップが発生したことについて他の指標を組み合わせて考えることが重要とされます。
最近発生したギャップ=窓空けは、即座にその空間を埋める「窓埋め」に向かいました。どのような場合に窓空け方向に流れるのか、どのような場合に窓埋め方向に戻すのか、各通貨ペアを俯瞰して観察してみましょう。

久しぶりの大きな窓空けでした。ウクライナ情勢が遠因とも思えます。全体を通して観察すると、基本的にはMAの方向に向かって戻していると思えます。つまり、異常な事態(窓空け)があっても大流のトレンドは変わらないと言えそうです。もちろん、毎回同じような動きをするとは限りませんが、基本的なトレンドに逆らわない方向で考えることが大切だとは言えそうです。