どれくらい勉強すれば良いか

2月のNHK将棋フォーカスで永瀬拓矢2冠王の特集があり、その内容に久しぶりに感動しました。そのときの録画は保存版で削除ロックしています。

とにかく永瀬2冠王の勉強に対する姿勢がすごかった。「どれくらい勉強すればいいですか?」の質問に、「約2万時間勉強すれば、タイトルを獲れるくらいになると実感しました。1日10時間勉強すれば6年くらいですかね」タイトルをとった人が”実感した”というから説得力は抜群です。

しかし、人間が集中できる時間はせいぜい2~3時間といわれているので、10時間集中し続けるのは難しいのではないかと思います。時間を空けながら合計で10時間くらいでしょうか。米長邦雄は中学生の頃から1万時間将棋の勉強をしたのでプロになった。その兄は高校1年の夏から毎日5時間家で勉強して(学校では寝ていたそうです)合計6千時間勉強することで東大に受かったといいます。何かを極めたいときには、6千時間勉強すれば他者から認められるくらいになる,2万時間勉強すればトップクラスになる、ということでしょうかね。

では、時間さえかければプロになれるのか、ということですが、将棋の悪い川柳に「ヘタの考え休むに似たり」というのがあります。素人の状態でそれに携わっているだけではダメなんでしょうね。必要な知識(定跡,手筋)を勉強して、自分より強い人から教わったり、そんな情報を取り入れながら、自分主体で考え抜く、それを6千時間ほどかければ目標とするレベルに到達できるのかもしれませんね。

どれくらい勉強すれば良いですか?こんな質問がきたら、とりあえず6千時間と答えようかと思います。